~シャローム病院小児科では、訪問診療を行っています~

訪問診療とは?

医師が患者さんのご自宅や生活している場所を訪問し、往診 家と車
そこで診察、処置などの診療を行うことです。
通院が困難な方でも、安心して医療やケアを受けることができます。

 

「小児・移行期 在宅診療科」のミッション

  • 小児期発症脳神経疾患により、医療的ケアの必要な方に特化した在宅支援を行います。ハート顔
  • 特にその中でも、「成人移行支援」を重要な使命と考えます。
  • 小児期発症脳神経疾患により医療的ケアが必要な方とそのご家族が、
    ・あるがままにそのままに、シャローム(平安)のもとで生活、そして成長できる
    ・小児期~移行期~成人期の切れ目のない医療を受けられる
    ・「希望の移行期」を迎えられること
    ・地域全体で医療的ケアが必要な方の成長を支える「共生地域」を作ることを目指します。

小児期発症脳神経疾患とは?

脳性まひ、てんかん、染色体異常、遺伝子異常、先天代謝異常 などがあります。

医療的ケアとは?

自宅や学校など、病院以外の場所で日常的に行う、小児在宅
呼吸・栄養摂取・排泄などに関わる医療的な生活援助行為のことです。
例えば、酸素、気管切開のケア、在宅人工呼吸、チューブを使った栄養注入、
導尿などがあります。

成人移行支援

患者さんは、高校生以上(移行期)や成人期になると、
受診する診療科を小児科から成人内科に移行します。移行期
ところが、脳神経疾患の方や医療的ケアが必要な方は、
移行期~成人期になると、受診する診療科、医療機関を
決定することに大変苦労します。

当院ではそのような、小児期発症脳神経疾患の方の診療を、
小児期~移行期~成人期と切れ目なく行うことで、
患者さんが安心して生活、成長できることを支援します。

 

診療案内

  • 対 象
    ・小児期発症脳神経疾患、医療的ケアが必要な方で、外来受診が困難な方
    ・年齢不問
  • 対応可能な医療的ケア
    ・人工呼吸管理医師・看護師
    ・在宅酸素
    ・気管切開、喉頭気管分離(カニュレ交換含む)
    ・経管栄養(胃ろう交換含む)
    ・排痰補助装置
  • 訪問診療可能なエリア
    直線距離16㎞以内

 

 

 

 

 

 

  • 定期訪問診療
    月に1回程、定期診療を行います。
    体調変化の時は臨時往診や外来診療などで対応します。
  • 外来との併用
    体調変化、定期健診などで検査が必要な場合は、
    外来診療との併用も可能です。

    ※症状が重い場合は、高次医療機関をご紹介することもあります。

 

訪問診療担当表

【診療時間・担当医(女性)】

時 間
12:00~17:00 中村 中村 中村 中村 中村

*日・祝日休診。
*夏季(8/13・14・15)・年末年始(12/30・31・1/1・2・3)休診あり。
*学会、研修会参加などで休診の場合があります。
 また急な変更の可能性もございます。

※当小児科の在宅診療部門は、24時間往診体制ではありません。
※訪問診療時間外においては、当院の外来を受診していただく、
 訪問診療時間まで往診をお待ちいただく、
 あるいは訪問看護ステーションや他医療機関と連携して対応します。

お問合せ

*訪問診療ご希望の方は、看護師電話
 シャローム病院 患者支援相談室 在宅支援部までお問い合わせください。
 TEL 0493-21-5010
 (月~金 9:00~17:00 祝日は除く)